バイクに乗るときの基本的な服装について

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  3. バイクに乗るときの基本的な服装について

バイクに乗るときの装い、安全性と快適性を考えるのが大切だよね。
自動車と違ってバイクは風や雨に直接さらされるから、気温や天気に応じた対策がポイントだよ。
そして、もしもの事故や転倒に備えて、肌を守る素材やプロテクターを備えたバイク専用のウェアやシューズを履くのがおすすめだよ。
それでは、どういった服装を選ぶべきなのか、今回はバイクに乗るときの服装の選び方について解説していこう。

ヘルメット

まず、バイクに乗るときの服装で最も大事なのはヘルメットだよ。法律で着用が義務付けられていて、頭部を保護する役割があるんだ。ヘルメットの種類はいくつかあって、フルフェイス型、オープンフェイス型、ジェット型、ハーフ型などがあるよ。それぞれにメリットとデメリットがあるけど、一般的にはフルフェイス型が最も安全性が高いんだ。なぜなら、顔や首までカバーしてくれるからさ。オープンフェイス型やジェット型は視界が広がるけど、顔やあごが露出しているから、衝撃や飛び石からの保護力が低くなるよ。ハーフ型は軽量で涼しいけど、頭の一部しかカバーできないから、安全性は最も低いといえるね。ヘルメットを選ぶときは、サイズや形状に合ったものを選ぶのが大事だよ。それと、日本工業規格(JIS)や国連欧州経済委員会(ECE)などの安全基準に合ったものを選ぶのも重要だね。

長袖・長ズボン

バイクに乗るときの基本は肌を露出させないことだよ。だから、長袖・長ズボンの組み合わせは一年中変わらないよ。肌を露出させると、冬は寒さや風切り音で疲れやすくなるし、夏は紫外線で肌が傷むリスクが高まるよ。それに、事故や転倒時に肌が擦り傷になる可能性もあるから、肌を守るためにも長袖・長ズボンは必須だね。ただし、素材や機能性にも注意が必要だよ。たとえば、コットンやウールなどの天然素材は通気性があるけど、耐久性や防水性が低く、火花や摩擦熱には弱いんだ。一方でポリエステルやナイロンなどの化学繊維は耐久性や防水性が高いけど、通気性が低く、熱にも弱いんだ。バイク専用のウェアはこれらの素材の特徴を組み合わせて、バイクに乗るときに必要な性能を持たせているんだ。たとえば、コーデュラやケブラーなどの高強度繊維は摩擦や衝撃に強く、肌を守ってくれるんだ。また、ゴアテックスやドライマックスなどの透湿防水素材は水分を逃がしながら雨や風を通さないから、ライディングが快適にできるよ。バイクに乗るときの服装を選ぶときは、素材や機能性にも気をつけてね。

グローブ

転倒時に手をつくことが多いから、グローブは絶対につけるべきだよ。規格はないけど、軍手や普通の手袋よりもバイク用のしっかりしたものを選ぶといいよ。バイク用のグローブには手の甲や指先、手首にプロテクターやパッドが備わっていて、衝撃や摩擦から手を守ることができるんだ。また、掌部分には滑り止めやグリップ力の高い素材が使われているから、握力や操作性も向上するんだ。グローブにはレザー製とテキスタイル製があって、レザー製は耐久性やフィット感が高いけど、重くて暑苦しいし、雨に濡れると乾きにくいんだ。テキスタイル製は軽くて通気性があるけど、耐久性や防水性が低く、破れやすいんだ。グローブを選ぶときは、サイズや形状に合ったものを選ぶといいよ。それと、気温や天候に合わせて厚みや素材を変えることも忘れないでね。