バイクのメンテナンス、どうしてる?
「整備はしたいけど、やりにくい…」「チェーン掃除やタイヤ交換が面倒…」
そんな悩みを解決するアイテムが メンテナンススタンド だ。
普段の点検から本格的なメンテナンスまで、あると 快適さがグッと上がる 便利アイテム。
今回は、メンテナンススタンドの メリットや種類、正しい使い方 について解説する。
メンテナンススタンドを使うメリット
メンテナンススタンドは サーキット専用 というイメージがあるかもしれないが、
実は 日常のメンテナンスにこそ役立つ アイテムだ。
① 整備が楽になる
バイク整備で 面倒なのが足回りの作業。
例えばチェーンの掃除や注油。
スタンドなしだと、バイクを少しずつ動かしながら作業することになる。
これが地味に手間がかかる。
メンテナンススタンドを使えば リアタイヤが浮く ので、
タイヤをクルクル回しながら楽に整備ができる。
チェーンの張り調整や、ブレーキパッドの確認もスムーズに行える。
② バイクの負担を減らせる
冬場など 長期間バイクに乗らない時期 は、タイヤの変形が気になるところ。
メンテナンススタンドを使えば、タイヤを浮かせた状態で保管できるため、
空気圧の低下やタイヤの変形を防ぐ ことが可能だ。
③ 見た目がカッコいい
意外なポイントだが、メンテナンススタンドに乗せたバイクはカッコよく見える。
スポーツバイクなら レーシングマシンのような佇まい になり、
所有欲をくすぐられる。
また、整備時に 各部をじっくり観察する機会が増える ため、
「ここ、ちょっと錆びてるな…」といった気づきが増えるのもメリットだ。
メンテナンススタンドの種類
メンテナンススタンドには リア用・フロント用・オフロード用 など、
いくつか種類がある。それぞれの特徴を見てみよう。
① リア用スタンド(スイングアームスタンド)
リアタイヤを浮かせるためのスタンド。
チェーンメンテナンスやリア周りの整備に 必須 のアイテムだ。
取り付け方法
リア用スタンドには 「L受け」 や 「V受け」 など、
バイクのスイングアームに合わせた受けが必要になる。
- L受け:スイングアームの底面を支えるタイプ。汎用性が高い。
- V受け:スイングアームに専用のフックボルトを取り付けて使用するタイプ。安定性が高い。
② フロント用スタンド
フロントタイヤを浮かせるためのスタンド。
フロントフォークやステム下で支えるタイプがある。
- フォークスタンド:フロントフォークの下に当てて持ち上げる。簡単に使用可能。
- ステムスタンド:ステム下にピンを挿して持ち上げる。フロントフォークの脱着作業にも対応。
③ オフロードバイク用スタンド
オフロードバイク向けのスタンドは 車体の下から持ち上げるタイプ が主流。
モタードやオフロードバイクの オイル交換やタイヤ交換 に便利だ。
メンテナンススタンドの使い方
初めてメンテナンススタンドを使う時は ちょっと緊張する かもしれないが、
正しい手順を守れば 安全に使える ので、ぜひ試してみよう。
【リアスタンドのかけ方】
- 受けの位置を調整
スタンドの「L受け」または「V受け」をスイングアームに合わせる。 - フロントブレーキを固定
車体が動かないように フロントブレーキをロック する(専用のブレーキロックが便利)。 - バイクを支えながらスタンドをかける
片手でバイクを真っ直ぐに保ち、もう片方の手(または足)でスタンドを踏み込む。 - 安定しているか確認
タイヤがしっかり浮き、バイクが安定していることを確認。
【リアスタンドの外し方】
- ハンドルを左に切り、サイドスタンドを下ろす
- フロントブレーキのロックを解除
- スタンドを支えながら車体を前に動かす
スタンドを解除しながらバイクを前方に動かす。
メンテナンススタンドを選ぶ時のポイント
「どのスタンドを選べばいいの?」と迷ったら、
以下のポイントをチェックしてみよう。
① バイクの種類に合ったものを選ぶ
- スポーツバイク → V受けタイプのリアスタンド
- ネイキッド・ツアラー → L受けタイプのリアスタンド
- オフロードバイク → 下から持ち上げるオフロードスタンド
② スタンドの安定性を確認
安定感のあるスタンドを選ぶことが大切。
幅の広いスタンド や 補助アーム付き のものは、より安心して使える。
③ 使いやすさを考える
スタンドの高さ調整ができるものや、持ち運びやすい軽量タイプもある。
頻繁に使うなら 使いやすさ重視 で選ぼう。
まとめ:メンテナンススタンドで快適なバイクライフを!
メンテナンススタンドは、
日常の整備を快適にし、バイクの負担を減らし、モチベーションも上げてくれる 便利アイテム。
「チェーン掃除が面倒…」
「タイヤ交換をスムーズにしたい」
「冬の保管時にタイヤを浮かせたい」
こんな悩みがあるなら、ぜひ メンテナンススタンドの導入を検討 してみよう。
バイクライフが もっと快適で楽しくなる こと間違いなし!